「爪がいつの間にか割れていた……」
「爪が弱くて割れやすい」
このような悩みがある方はいませんか?
爪が割れてしまったら、早めに対処することをおすすめします。
放置していると、悪化したり炎症を起こしたりする可能性があります。
今回は、爪が割れてしまったときの対処をご紹介。爪を割れてしまう原因もまとめています。
ぜひ、参考にしてみてください。
爪の構造を知っておこう
1枚の板状になっている爪ですが、実は結構複雑な構造をしているのをご存じでしょうか?
爪を構成するのは「ケラチン」と呼ばれるタンパク質。さらに水分を10~15%ほど含んでいます。
また、爪は1枚のように見えて実は3枚構造。
見た目よりも繊細なので、しっかりとケアをしないと割れてしまうのです。
爪が割れる原因とは?
まずは、爪が割れてしまう原因を解説します。
意外な原因もあるかもしれません。
しっかりとチェックしておきましょう!
乾燥
先ほども触れましたが、爪は水分を含んでいます。その水分が少なくなって乾燥していると、爪が割れやすくなってしまうのです。
特にセルフネイルをしている人は、除光液が乾燥の原因に。除光液を使うと爪の水分が飛んでしまうので、乾燥しやすくなってしまいます。
そのため、指先の保湿をしっかりとしましょう。ネイルオイルがあれば、使ってみてください。ハンドクリームなどでも代用できます。
ケラチンの不足
爪はケラチンが主成分なので、ケラチンが不足するともろくなってしまいます。
ケラチンはタンパク質なので、鶏ムネ肉・卵・大豆などから摂取できます。しかし、摂取したケラチンは身体のほうを優先していってしまうので、摂取量が少ないと爪までケラチンがまわってこないことも。
また、ケラチンを構成するためにはビタミンAも必要です。ビタミンAは緑黄色野菜などに含まれています。
鉄分不足
鉄分が不足すると、体に酸素をめぐらせるヘモグロビンが不足して代謝が悪くなります。その結果、爪がもろくなってしまうのです。
無意識のうちに貧血になっている人が多くいます。鉄分は赤身の肉・海藻・ほうれんそうなどに含まれていますが、普段から摂取できていない方はサプリメントを活用してみてもよいでしょう。
爪切りを使って切っている
バチ、バチ、と切る合わせ刃タイプの爪切りは、簡単に爪を切れるので便利です。しかし、爪のコンディションが悪いと、爪を切った衝撃で爪が割れてしまうことがあります。
切った箇所が欠けたり二枚爪になったりして、時間が経つにつれて割れてしまうということも。
できれば、やすりを使って爪を削りましょう。爪切りを使う場合は、切った箇所にやすりをかけて整えておくのがおすすめです。
刺激を受けやすい爪の形状をしている
爪が割れやすいのが「ストレスポイント」と呼ばれる箇所です。
ストレスポイントとは、写真の赤丸の箇所のこと。爪の両端の指の皮膚との境目の部分です。この部分は外部衝撃の負荷がかかりやすく、二枚爪やヒビ割れが起きやすくなっています。
ストレスポイントをなくすことはできませんが、爪の形によってはストレスポイントに負荷がかかりにくくなります。
爪を四角にする「スクエア」や、スクエアの角を丸くする「スクエアオフ」にするとストレスポイントに負荷がかかりにくくなるので、試してみてください。
爪が割れてしまったときの対処法
爪が割れないように注意していても、割れてしまうことはありますよね。
爪が割れてしまったら、どうすればよいのでしょうか。
割れてしまったときの対処法をご紹介します。
絆創膏で爪を保護する
割れてしまった爪をそのままにしておくと、生活しているうちに何かに引っかけて、割れが悪化してしまうことがあります。
そのため、絆創膏で爪を保護しておきましょう。絆創膏を貼っておけば、どこかに触れてもある程度耐えられます。
ただ、あくまで応急処置です。早めに割れを治しましょう。
ちょっとした割れならネイルサロンへ
爪の先のほうが少しだけ割れた、欠けてしまった……など、ちょっとした傷であればネイルサロンでも治してもらえます。
爪の割れや折れを治す施術を「リペア」といいます。
ネイルサロンというと高価な印象があるかもしれませんが、リペアの場合は相場が1本あたり500円ほど。
そこまで高額でもないので、なるべく早く処置してもらいましょう。
出血や痛みも伴うなら病院へ
ネイルサロンでできるのは、ネイルの見た目を整える施術です。
爪が大きく割れて出血していたり、痛みがあったりする場合は病院にいきましょう。皮膚科で爪を見てもらえます。
爪が大きく割れてしまうと、そこから菌が入り込んでしまうことも。なるべく早めに診察してもらってください。
まとめ
爪が割れる原因は、乾燥・栄養不足・爪の形状などさまざまあります。思い当たるものがあれば、できる限り改善していきましょう。爪が割れやすい状態にあると危険です。
もしも割れてしまったときは、まずは絆創膏などで保護してみてください。その後、ネイルサロンや病院で適切な処置をしてもらいましょう。
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