目の健康のために重要な成分となるルテイン。ルテインは食事から摂取するのが難しいため、サプリメントを活用したいという方もいると思います。しかし、サプリメントを使うとなると副作用が気になることもありますよね。
そこで、今回はルテインサプリの副作用について解説していきます。ルテインの過剰摂取となる量や摂取量目安も具体的に紹介していきますよ。これからルテインを意識的に摂っていきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ルテインの効果とは
そもそもルテインとはどのような効果がある成分なのでしょうか。まずは、ルテインの効果について紹介していきます。
目の老化を予防する
ルテインには抗酸化作用があるのが特徴です。
身体にある活性酸素は、身体の免疫力を担っています。しかし、ストレスや加齢によって活性酸素の量が増えてしまうと老化の原因に。
ルテインはそんな活性酸素を除去してくれるため、目の老化予防のために大切な成分と言われているのです。
有害な光から目を守る
目のダメージとなるのが、
- 紫外線
- ブルーライト
といった有害な光です。
ルテインにはこれらの有害な光を吸収する効果があります。そのため、ルテインを摂取することで目がダメージを受けにくくなるのです。
ルテインはどのくらいで過剰摂取になる?
ルテインを過剰摂取してはいけないといっても、具体的にどのくらいの量を摂取すると過剰摂取というのでしょうか。ルテインの過剰摂取量について見ていきましょう!
摂取目安量は1日あたり6~10mg
まずは、摂取量目安について解説していきます。
ルテインは体内で合成できないため、食事やサプリメントから摂取する必要があります。健康のために必要で、かつ、害がでない丁度いい量が「摂取量目安」です。
ルテインの摂取量目安は、1日あたり6~10mgとされています。この量はほうれん草で摂取するなら2株分。現実的な数字とはいえませんよね。そのため、サプリメントを活用しながら摂取していくのがおすすめです。
摂取量上限は体重1kgあたり2mg
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(栄養所要量)の策定に関する基礎研究」によると、ルテインは1日あたり35mg程度の摂取であれば問題ないとされています。
先ほども解説したとおり、ルテインは10mg摂取するだけでもほうれん草が2株必要になるので、うっかり食事の中でルテインを取り過ぎることはないでしょう。
注意すべきなのが、サプリメントでの摂りすぎです。
サプリメントでルテインを摂取する際には、パッケージに記載されている目安量を守るようにしましょう。
複数のサプリメントを飲んでいる場合は、すべてのサプリメントに含まれているルテインの量を確認しておくことを推奨します。特に、複合的にさまざまな成分が入っているサプリメントは要注意です。
なお、ルテインの1日の摂取許容量は、体重1kgあたり2mgとされています。たとえば、体重が50kgの人であれば、1日あたり100mgが摂取量の上限です。
天然ルテインと合成ルテイン
ここまで、摂取量目安や摂取許容量について解説してきましたが、これらの数値は「天然ルテイン」を摂取した場合です。「合成ルテイン」の場合は、これらの数値を守った場合でも副作用が出る恐れがあります。
天然ルテインとは、その名のとおり天然成分由来のルテインのこと。主にマリーゴールドから抽出されたルテインです。
一方、合成ルテインとは人工的に作られたルテインを指します。石油などが原料にされることが多く、安価ですが副作用がでる可能性があるので注意が必要です。
ルテインサプリを飲み過ぎると副作用がある?
ルテインサプリは摂取量目安を守らずに飲み過ぎてしまうと、副作用がでる可能性があります。特に、合成ルテインが配合されているサプリは注意が必要です。
ルテインサプリの副作用としては、
- 嘔吐感
- むなやけ
- 目のかゆみ
などがあげられます。
ルテインサプリを飲んでいてこれらの副作用を感じた場合や違和感を抱いた場合は、使用を中止して様子を見るようにしましょう。
上手にサプリを使ってイキイキとした生活を!
ここまでルテインの副作用について解説してきましたが、ルテインはきちんと摂取量を守れば目の健康に役立つ成分です。
ルテインは多すぎても少なすぎてもダメなので、サプリメントを上手に使ってルテインを摂取しましょう。
サプリメントを使う場合は、天然ルテインが配合されたものがおすすめです。サプリメントを上手に使って、健康でイキイキとした生活を送ってくださいね!
まとめ
ルテインの摂取には、サプリメントを使うのがおすすめです。特に天然ルテインが配合されているものを選ぶといいですよ。
ただし、ルテインには摂取量目安があります。サプリメントを使う場合は、パッケージに記載されている量を守って飲むようにしましょう。過剰摂取してしまうと、副作用が起こる可能性があるので注意が必要です。
サプリメントを正しく使用して、目の健康に優しい生活を送ってくださいね!
コメントを残す